
<参加経歴>
・第16回かわさきロボット競技大会 BEST 12
・KHK杯 準優勝
・大阪工業大学 城北祭
大学対抗ロボットバトル BEST 4
総司令ガルデンさんの駆る機体で、クラッシャーの異名を持ついろんな意味で黒い機体です。
今回は、メインにロッドアーム、サブにシールドアームという稀有な組み合わせが功を奏しました。
しかし、2種類のアームを載せるという事は、当然その分パワーは分散され重量も嵩みます。
何より扱いが難しい為、かなり人を選ぶ機体に分類されるでしょう。
設計した私自身、まともに扱える気がしません。
飛燕はまだまだ発展の余地満載で次の段階への方向性もだいたい見えかけているのでいろいろと楽しみです。
実はこの機体、本戦のあった日にエピソードがありまして。
カンタンクさんが、機体を頑丈に作ったから大丈夫ということで自身のマシンを高さ1.5mくらいのところから落下させたんですよ。
ガッシャン!!!と。
脚から着地とはいえ、床にモロ激突!
にもかかわらず駆動系が生きていて脚が動く!!
それを観てちょっと挑戦してみたくなりました。
すぐさまガルデンさんにOKもらって飛燕で同じ事をやってみました。
グァッシャン!!!と。
問題なく動作し、無事持ちこたえたかのように見えた飛燕ですが、後日脚が1本歪んでいる事が判明しました。
残念、及びませんでした。
まぁ、仮に上手くいってたとしてもそれは二番煎じとなります。
先に実行した勇者はカンタンクさんですから。
足回りは今シーズン通してほぼノーメンテで戦い抜いた飛燕ですが、アームのほうは流石にボロボロになりました。
3tステンレスアームが曲がっては直し曲がっては直しで目に見えて波打ってるし。
サブアームも手抜き突貫工事のせいでまだ動くのが不思議なくらいです。
あと、これはKHK杯・大工大と、飛燕の試合を見てて思ったことです。
通常、この手の競技は機体スペックが年月と共にガンガン上がっていって操縦技術が追いつかなくなりがちですが、
飛燕に限って言えば、マシンスペックが人間スペックに追いついていないのではないかと。
その片鱗↓(試合じゃないけど)

画像がぼやけてて分かり辛いですが、
スーパーボールすくいの出店で、写真上部の張り紙に
「 去年の最高記録
(大人の部) 380個 」
と記録されてます。
飛燕の中の人の名前とともに。
大人の部とはいえ、大人気ないことをする大人です。
人間相応の機体を用意する為にも、今年の飛燕を楽に蹴散らせるくらいの次世代飛燕を設計しないと。