鬼ヶ島

2002.ver



  

//足機構アニメーション//

<参加経歴>
・第9回かわさきロボット競技大会 (たしか)予選2回戦進出 敗者復活戦2回戦進出(だったと思う)

この機体の思い出は私にとって黒歴史です。
理由はいくつかありますが、特に酷かったのが製作が間に合わずにテンパった私自身でした。
人のことも自分のこともまるで見えていない。
心身共にガタガタで正常な判断が全く出来ない。
連日徹夜の疲れを日に4〜5本の栄養ドリンクでごまかしてゾンビのようにフラフラ歩く。
しまいにはお釣りの計算まで出来なくなる始末。
そんな状態の人間が作ったものだから、過程や結果の程度も知れてます。
例えばこのマシン、練習含めて一度も相手を倒したことがありません。
予選1回戦も敗者復活も不戦勝で延命してただけです。
相手がまともに走行出来るだけで勝ち目が無くなるくらい弱いです。
製作過程も酷いものです。
例えば図面上では中央にあったギアボックスが大会前日突如後方に移動する不思議。
理由はタイミングベルトのテンションが弱くて走行できないためクランクとギアボックスを無理矢理繋げたから。
一歩あるくたびに足は曲がりクランクは歪みネジは折れる。
例えるなら、骨が自身の筋肉にすら耐えられない、冗談みたいな機体でした。
当時は周囲の方々にものすごい迷惑おかけしました。
けど、あの時の過ちがあったからこそ今の自分がいるんだと信じています。


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